1972-06-09 第68回国会 衆議院 内閣委員会 第34号
○江崎国務大臣 私は国防会議法案を議論した記憶がございますが、あの当時としては拙速のうちに防衛庁設置法の中に含んだというわけです。将来やはりこれは分けて単独法にしたほうがいい、特に国防会議の重要性ということが今回の問題で強調されております以上、そういう形が望ましいと思っております。
○江崎国務大臣 私は国防会議法案を議論した記憶がございますが、あの当時としては拙速のうちに防衛庁設置法の中に含んだというわけです。将来やはりこれは分けて単独法にしたほうがいい、特に国防会議の重要性ということが今回の問題で強調されております以上、そういう形が望ましいと思っております。
それはやはりこの国防会議法案というものが、現在のような仕組みにはなっておりますが、内容自体は非常に重要なものであるということを意味しておる、これはその経緯を考えても明らかでありまして、たてまえとしてはやはり独立させることが望ましいというふうに思います。
かっての杉原防衛庁長官は、国防会議法案が国会で審議ができなかったという特殊の事情でさえも職を退かれたのです。こういうことをあなたは考えられると政治責任というものの本質というものは十分おわかりになられると思うのです。もう一度私の所見に対する御見解を伺いたいと思います。
次は国防会議の廣岡事務局長に一、二お伺いしたいと思いますが、国防会議法案は昨年の七月この委員会で大騒動した最も重要法案の一つであります。あなたは全国から簡抜されてその要につかれたので、非常に大きな期待を持っておりますが、防衛担当参事官は今だれになっておりますか、それをお伺いしたい。
今岸さんに聞くと、国防会議ができれば日本の防衛態勢は確立するのだ、はっきりするのだといって国防会議法案をやった。これからぼちぼちと国防会議に相談していこう、しかしながら一方においてどうですか、相談もしない。増原次長がアメリカへ行って、そうして誘導兵器の貸与を要請した。国防会議法が去年の国会においてできておるのでしょう。
その防衛六ヵ年計画は、当時の長官でありました船田防衛長官は、私がこの予算委員会において質問いたしましたら、これは日本政府の防衛六ヵ年計画ではなくて防衛庁の試案である、防衛庁案である、しかしながらこの六ヵ年の長期計画は、今は防衛庁計画であるけれども、この国会において審議を願うておりまする国防会議法案が成立いたしましたら、この国防会議にかけて御審議を願う、一日も早くこれを確定したい、こう答弁されたのでございます
はなはだ残念なことに、一体社会党と自由民主党との二大政党の間の政策の調整をどうしていくか、どこに話し合いの場を求めるかということが問題になりますが、私どもは、今諸君が出しておるような憲法調査会法案、あるいは教育関係の法案、あるいは国防会議法案、とにかく日本の現在の第一線の学者諸君や、第一線の評論家諸君が、こぞって反動立法だという名前をつけるようなものばかりを諸君が出される限りにおきましては、これでは
ところが内閣委員会は、その次に取り扱ったのは何かというと、これは国防会議法案であります。この国防会議法案について、われわれが憲法調査会の法案であれだけもめたから、もうああいうことを繰り返してはならぬから、一つ質疑の時間をきめておこうと、こういう協定をしたのであります。
河野農林大臣自身は、おそらくヨソの交渉その池には、憲法調査会法案も、また国防会議法案も、あまりにいいものでなかった……。
その場合においては、私は昨年の二十二国会において国防会議法案が流産したあとに、内閣に防衛関係閣僚懇談会が設けられて、必要のある諸問題についてこの懇談会が諮問に応じて懇談会をいたした事実があるのでありますが、今さらあらためて閣僚懇談会を法律的な基礎を持つ国防会議法に基く国防会議にこれをかえる理由はないと思います。
これは前の国会のときでも、この内閣委員会が国防会議法案を審議したときに、長官だけでなく、企画庁長官も、それから外務大臣も出てもらって何した。近く外務大臣も出てもらわなくちゃ質問できない点もあるだろうから、きょうはすみやかに委員長、手配して下さい。
○永岡光治君 私は国防会議法案を審議するに当りまして、一応長官にお尋ねいたしますが、防衛庁設置法の第四十二条で規定されております「国防に関する重要事項を審議する機関として、」というところでございますが、以下若干の問題について私は字句の解釈について、どう防衛長官は解釈しておるかということについて確かめたいと思うのですが、「審議する機関」というのは、審議してあとはどうするのか、単なる結論を出すというだけなのか
そこで私は国防会議法案がかりにここで成立を見るということになって、これが総理大臣から諮問——諮問といいますか、ここで審議する事項をきめられておりますが、この会議が開かれて審議されるだろうと思うのですが、その際には防衛長官はそのメンバーの一人になっておるわけですが、「国防の基本方針」「防衛計画の大綱」というものについてどういう具体案を提案しようと考えておるのか。
しかし、私の方から申しましたのは、国防会議法案が今国会にかかっておる、その国防会議が設立された後においては長期防衛計画も立てていきたいと思う。それにつきましては米側から多くの供与兵器、装備品をもらわなければならぬが、そういうときにはいずれ具体的にお話いたしますからどうぞよろしくという程度のことは申しました。
反対の理由は、山積している重要法案たる憲法調査会法案、国防会議法案、教育関係法案、行政機構改革関係法案、健保法改正関係法案及び日比賠償協定、選挙制度改正法案等の諸法案を、会期を若干延長した程度では、審議を十分に尽すことは不可能であると思うからであります。 会期延長の目的は、これによって議案を慎重審議の上成立させることにあると思います。
その他一連の小選挙区法案であるとか、あるいは憲法調査会法案であるとか、国防会議法案であるとか、その他一連の法案の、つまりそういう全体が流れていく方向が世界の変化、世界自身が変化していく方向に逆行して、前のところは帰る非常に危険な傾向を持っているのじゃないか。
かような不合理なる論拠から、防衛政策から、この国防会議法案に反対せられるのは、まことにいわれなき議論であるといわなければなりません。(拍手)かように考えますときに、私は、本法案に対して反対するのがむしろ当然である、かように申し上げて私の討論を終ります。(拍手) 〔発言する者多く、議場騒然〕
とにかく終始このような経緯の上に立って出されております国防会議法案は、アメリカ抜きでは考えられないと私たち思うのであります。そもそも現在保守党の方方が進めておられます再軍備政策は、アメリカの要請によって出発し、アメリカの援助によって促進されているという現状から推しまして、当然のことであるかもしれませんけれども、私たちはこれを認めるわけには参らないのであります。
国防会議法案ももう上るかと思いますから長官もみな来ていただいて、関係幕僚長もお越しになって、事の真相を明らかにするということに一つ協力するようにしていただきたいと思います。
私たちは自衛力の増強あるいは国防会議法案を審議する場合に、力の均衡によって平和を保つという理論を持っておる限りにおいて、日本の自衛力増強の対象となる勢力の所在をどう考えるかということを、明確にしなければならぬと思う。ところが総理大臣、外務大臣の答弁は明らかにそこに食い違いがある。それでありますから、委員長においては近く総理の出席をぜひ実現していただきたいと思います。
この問題は、部分的に決算の問題として決算委員会でも取り上げられておりまするが、私は国防の全般から見た兵器に関する重要なる疑点として、この内閣委員会において十分究明しなければ、われわれが国防会議法案を審議する責任を果されない、かように考えまして、きょうは今から決算委員会の審査とは別の意味においてしばらく御質問を申し上げまするので、的確な御答弁を願いたい。
そこであなた方がどうしても国防会議法案を成立させようと思えば、自由党の意見無視することはできなかったでありましょう。だからやむを得ず同調するということも考えれます。しかし今は保守合同の結果旧自由党の人たちもあなたの統制下にある。
「今日国防会議法案を出すにつきましては、去る二十二国会において提出いたしました案と違いまして、この事務局を相当拡充いたしております。」と胸を開いて言っているじゃありませんか。あなたは今同じだと言ったが、船田長官は違うと言っている。明らかに違うという言葉を使っておる。この食い違いは、それではどうなりますか。
○船田国務大臣 国防会議の事務局につきましては大体のことは従来答弁申し上げておるのでありますが、政令によって規定しなければならぬのは各省から兼務で出します職員の関係、ことに幹事を置くというようなことについてだけ政令に規定しなければならぬことでございますから、そのことにつきましては、これはまだ政令の案はできておりませんが、国防会議法案が通りますれば、これは直ちに手配のできることでございます。
聞くところによると、総理大臣が本日からは衆議院の国防会議法案の委員会に、あるいはその他の委員会に出席要求がなされておるので、月曜日しかあいてない、月曜日があいておる、こういうようなことで無理やりに昨日総理の出席を求めたようなきらいもあるようであるが、もしあなたが、私の第一の質問に対する、小柳前委員長のとった態度に同感の喪を表するならば、なぜあなたは就任早々からそうけんか腰に、野党の委員の出席のないところで
○稻村委員 国防会議法案だけではわからないのですよ。それであなたの試案でもありませんか。どういうふうな防衛計画を持っておるかということを、具体的に示していただきたいのです。